歴史(ミニチュアダックスフンド編)
ダックスフンドの特徴をそなえた犬が突然出現したのではないのは当然です。
ダックスフンドの特徴である短肢長胴の体形をもつ犬の歴史は古く確かな事がわかっていませんが、紀元前2000年の古代エジプトのモニュメントがあり、フアラオを中央に、周囲にいろいろな動物を彫刻したものです。しかしこれが現在のダックスフンドと直接関連があるか否かは判然としません。
現在のダックスフンドの祖先犬
ダックスフンドの祖先と思はれる犬が絵画や書物に登場するのは、16世紀中頃(1561)の狩猟に関する記述です。
一説によると、この頃すでにロングヘアーダックスフンドが存在し水鳥猟に使われていたと言われています、いずれにしても当時のものは現在に比べると四肢はやや長く頭蓋の張った犬だったようです。
しかも体格的には随分差があり、ラビットテッケルあるいはカニンチエン(カニンヘン)と呼ばれ、野うさぎや野ねずみ等小型害獣駆除に使われる小型種から猪や鹿など大型獣を狩猟する際にグループで獲物を追い詰める役割を受け持つ大型種まで同じ犬種でありながら、その体格差は五倍以上におよんでいたそうです。
この頃はまだ犬種の純粋性を保つ重要な要件である血統登録や犬種標準の制定がなされる以前のことなので、犬種の特質を残すための系統的な繁殖が一部でされていた反面、他犬種との交雑も相当頻繁に試みられていたものと推察することができるでしょう。
現在単一の犬種標準で統括されているにもかかわらず、サイズ、毛種、毛色などが多種多様なのは、この事を証明していると言えるでしょう。
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